
現代日本画家 髙橋健太による新作展示「流動するラスター」を開催
銀座 蔦屋書店
Art
銀座 蔦屋書店は、国内外で幅広くアート活動を展開する現代日本画家、髙橋健太による新作展示「流動するラスター」を5月14日(土)~6月9日(木)の期間に開催いたします。
髙橋健太は、古典を基礎にした日本美術に関する深い造詣と、和紙や岩絵具を使った技法の作品で活動している現代日本画家です。その活動はアートのみならずファッションブランドとのコラボや劇団のメインビジュアルにも及んでいます。
幼少期に親しんだゲームなどの要素が削ぎ落とされた描写に日本的なミニマリズムを見出した髙橋は、日本画で使われる岩絵具による均一な粒子のサイズでの描写を、デジタルイメージの表示形式であるラスター形式(ビットマップ画像)に見立て、デジタルとアナログの狭間にある、日本的なミニマリズムを考察した絵画を制作。本展では、自身のコンセプトをもとにした絵画作品を数十点展示します。
『海の見えるガレージ』麻紙に岩絵の具 1100mm×2200mm×30mm 2022
『man』 麻紙に岩絵の具 333mm×220mm×20mm 2022
[アーティストプロフィール]
髙橋健太(Kenta Takahashi)
1996 宮崎県生まれ
2021 東京藝術大学絵画科日本画専攻 卒業
現在 東京藝術大学大学院版画第一研究室1年
【主な個展】
2019 「SAVE NOW」(東京九段耀画廊、東京)
2021 「FILTER 1MG」(MEDEL GALLERY SHU、東京)
【主なグループ展】
2018 「藝大アーツイン丸の内」(丸の内ビルディング、東京)
2019 「ATOM ART AWARD 2018」(コートヤード広尾、東京)
2020 「MIND THE GAP」(THE blank GALLERY、東京)
2021 「rabbit hole peeps」(ANAGRA、東京)
ART TAIPEI(台湾)
SCOPE Miami Beach(SCOPE Miami Beach Pavilion, SEIZAN Gallery Booth, Florida)
【受賞歴】
2018 ATOM ART AWARD 2018 グランプリ
2019 東京藝術大学 安宅賞
2021 東京藝術大学 俵賞
日本画は粒子の集積で描画される極めてラスター的な技法材料であり、デジタルイメージと高い親和性を持っている。現実に出力したときに起こるデジタルとアナログの関係性や、日本画という形式の可能性について考察を続けている。
▶特設ページはこちら
[展覧会詳細]
髙橋健太 個展「流動するラスター」
会期:2022年5月14日(土)~2022年6月9日(木)*終了⽇は変更になる場合があります。
時間:当店Webサイトをご確認ください。
会場:銀座 蔦屋書店 アートウォールギャラリー
⼊場:無料
主催:銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp