木原千春 個展「Vitalism Ⅻ」
銀座 蔦屋書店
Art
銀座 蔦屋書店は、木原千春による個展「Vitalism Ⅻ」を店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにて、2024年12月14日(土) ~ 2025年1月8日(水)の期間に開催します。※2025年1月1日(水・祝)はGINZA SIX全館休館です。
木原千春は、10代から独学で絵画制作を始めたアーティストです。1999年の初個展以来、数多くの個展を開催、国内外のアートフェアやグループ展にも出展するなど精力的に作品発表を続けています。ダヴィンチやベーコン、雪舟などに影響を受けており、書を彷彿とさせるダイナミックな筆致で動植物や昆虫、人物などのモチーフを生命力豊かに描きだします。
木原の初個展から25年の節目を迎える2024年に開催する「Vitalism Ⅻ(バイタリズム12)」は、木原が生涯のテーマとして掲げる「生気論 (Vitalism)」を基軸に、新たに制作された50点以上の新作を、FOAM CONTEMPORARYとroidworksgallery(湯島、東京)での2会場にて同時期に発表いたします。木原が描き続ける、生きものたちの生命力や絵画・人間の可能性を追求した表現がこれまで以上に力強くご高覧いただける展覧会となっています。
また、本展の開催にあわせて画集『木原千春作品集 Vitalism』が刊行されます。本画集は、木原が長年追求してきた表現の本質を記録したものであり、新たな挑戦を重ねる彼女の現在を感じられる内容となっています。通常版のほかに版画付きの特別限定版も販売します。
[版画作品つき特別限定版作品集について]
展覧会開催に合わせて、版画作品が付属する特別限定版作品集の販売を会場となるFOAM CONTEMPORARYにて行います。版画作品にはエディション番号とサインが入る予定です。猫をはじめとする動物や鳥、昆虫、花などさまざまなモチーフとの交感を、時に拳や掌まで使い、全身全霊を込めた閃烈なストロークによって具現させた画面が、観る者の魂を揺さぶります。2012年以来ほぼ毎年開催してきた個展「Vitalism」の出品作を中心に、1999年の初個展出品作をはじめとする初期作品群などタブロー約120点、加えて2016年以降日々メルカリで発表し続け、制作の礎となった「5分間ドローイング」の一部も収載。四半世紀の画業を凝縮した待望の初作品集です。
【特装版】Vitalism 銀座蔦屋書店バージョン「赤猫」
銀座 蔦屋書店バージョン版画作品《赤猫》
エディション数|100部
技法|ネオシルクスクリーン
イメージサイズ|20cm×16cm、用紙サイズ|B5(25.7cm×18.2cm)
制作年|2024年
価格|24,200円(税込)※額装は付きません
【通常版】『木原千春作品集 Vitalism』
価格:3,300円(税込)
発売日:2024年12月20日(金)
出版社:芸術出版社
※銀座 蔦屋書店では12月14日(土)11:00より先行販売いたします。
『木原千春作品集 Vitalism』
アーティストプロフィール]
木原 千春 / Chiharu Kihara
1979年に山口県に生まれ、特別な美術教育を受けることなく独学で絵画制作を開始。夢だった「画家」を目指し上京し、1999年の初個展以来、多くの個展やグループ展を通じて作品を発表し続けている。作品のモチーフは、生まれ育った山口県の豊かな自然の中で身近に存在した動植物や昆虫、好きな作家の肖像など。木原が生涯にわたってエネルギーを享受し愛し続けてきた生きものたちである。
2020年には星野リゾート界 長門へのコミッションワーク制作、東かがわ市発のレザーブランドTIDEとのプロジェクト「ARTIDE」への参加など、従来の枠を超えた活動が多くのコレクターや美術ファンから注目を集めている。
[展覧会詳細]
木原千春 個展「Vitalism Ⅻ」
会期:2024年12月14日(土) - 2025年01月08日(水)※終了日は変更になる場合があります。
※初日12月14日(土)17:00 ~ 20:00 にてオープニングレセプションを開催。
どなたでもご入場いただけます。作家在廊の予定です。
時間:11:00 ~ 19:00 ※最終日、2024年12月31日(火)は18時までとなります。
場所:銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY
主催:銀座 蔦屋書店
協力:AaP/roidworksgallery
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp