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ファッション、ジュエリー&ウォッチ、ライフスタイル、ビューティ、フード…
各ジャンルに精通する個性豊かなエディターたちが、GINZA SIXをぶらぶらと
歩いて見つけた楽しみ方を綴ります。

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Discovering a New Me Through “Me Time” That Stimulates All Five Senses

宇野 ナミコ

GINZA SIX EDITORS Vol.82

銀座という街は、伝統を重んじながら新しいものを受け入れ、時代と共に進化してきた街です。この街のありようは、「人にも当てはまるんじゃないかな」と、最近しみじみ感じます。本来は年齢を重ねるほどに、新しい物事に好奇心を抱き、変化を受け入れる柔軟な姿勢が必要なはず…なんて書いてみたものの、実際にはなかなか難しいですよね(自身を振り返ってそう思います)。もしメイクやファッションなど、日々のスタイルが定番化しているなら、銀座の「今」を集約したGINZA SIXを訪れてみては? ゆったりした空間を、五感を解放してぶらぶら歩く。そんなひとりの時間の中に、新しい自分へと繋がる発見があるはずです。

「もう何年も同じメイク」という方は、B1Fの「shu uemura(シュウ ウエムラ)」へぜひ。GINZA SIXにはトレーニングを受けたアーティストが常駐し「メイクレッスン」が体験できます(要予約)。

大人の女性におすすめしたいのは、「ベースメイクコース」(30分 3,000円 ※以下全て税抜価格)。まずは多くの女性を悩ませる“自分に最適な肌色”を、全24色の「アンリミテッド ラスティング フルイド」(5,400円)から選んでいただきましょう。

このファンデーションがユニークなのは、肌の明度(明るさ)をジャストに合わせたのち、なりたいイメージに合わせて、同じ明るさで“ピンク系”“黄み系”の色が選べること。色自体はほんのわずかな差ですが、表情に温かみが増したり、クールな雰囲気に見えるなど、印象が変わることに驚きます。

この日は黒のトップスに合わせ、クールに見えるピンク系を選択。「最初は薄く顔全体になじませ、色ムラが気になる頬にだけ少量ずつ重ねていくのがコツです」と、プロならではのアドバイスも。なじませる量や方向が分かるため、初心者はもちろんメイク好きな方にも発見がありそう。

「せっかくですから、GINZA SIX限定の“100色パレット”を試されますか?」と、アーティストの方。目の前の重厚なケースを開けると、視界に飛び込んできたのは鮮やかな色の洪水でした。

色彩の魔術師と称されるシュウ ウエムラの100色を凝縮したパレット(200,000円)。ブラウン系だけで20色以上あろうかという、GINZA SIXだけのプレミアムな限定品です。今回は特別に旬のモーヴカラーでメイクして頂きました。

「ファンデーションの美しさではなく、素肌の美しさを再現する」という、シュウ ウエムラの哲学を反映した端正な肌作り。そして自分ではなかなか挑戦しないモードなアイメイクに、背筋がピンと伸びるよう。新しい顔に変身して、次のショップへと移動しましょう。

「今日は1日がんばったな」「疲れた気分をリフレッシュしたい」、そんなときは、バスタイムに少々時間をかけて、自身を慈しんであげるのが正解です。同じくB1Fの「SABON(サボン)」には、毎日のお風呂を“特別なスパタイム”に変える、珠玉のバス・ボディケアが充実。

心地良い香りで満たされた店内に、ズラリと並ぶ製品たち。ハチミツやシロップみたいで、見ているだけでも楽しいけれど、サボンに来たからにはテイスティングをぜひ。

各店舗にはイスラエルストーンのウォーターサーバーが設置され、ボディソープなど“洗いもの”も試せるんですね。写真は新作の「Delicate Jasmine(デリケート・ジャスミン)」シリーズ(左からシャワーオイル 3,148円・500ml)、ボディスクラブ5,093円・600g、ボディジュレ4,167円・200ml、オー ドゥ サボン6,296円・80ml、ハンドクリーム1,667円・50ml)。その名の通り、繊細なジャスミンと植物や花々が織りなす、爽やかな香りのシリーズです。

サボンのアイコンでもある「ボディスクラブ」、植物オイルのベースに死海の塩をたっぷり閉じ込め、見た目はシャーベットのよう。肌触りがやわらかく、手の甲にのせてマッサージすると瞬時にとろけていきます。

死海の塩が十分なじんだところで、洗い流してみると…? 手元の透明感が増し、オイルの恵みでしっとりなめらかな質感に。仕上げに同じ香りの「ボディジュレ」を重ねると、みずみずしい潤いで満たされ、肌表面はシルキーに整います。

デリケート・ジャスミンの香りが重なり合って、ほのかに香り立つのも印象的。今回は手元のみに試しましたが、この一連のステップを全身で体験したら、疲れも吹き飛んでしまいそうです。
肌と心の緊張をゆるめたところで、次のショップへ。

“香り”は心にダイレクトに響き、目に見えないぶん、その人の雰囲気や印象を物語るものです。新たな香りとの出会いを求めるなら、2Fの「JO MALONE LONDON(ジョー マローン ロンドン)」へ。

店舗限定の香りも含め、全ラインナップが揃うGINZA SIX。心のおもむくままに1人で香りを試すもよし、個人的にはスタッフの方とのカウンセリングをおすすめします。ジョー マローンの特長の1つには、香り同士を重ねて自分のシグネチャーとなる香りをつくって世界を楽しむ“フレグランス コンバイニング”にあるからです。

香りこそ最も好みが反映されるもので、普段はウッディ系の辛口なフレグランスばかり身につけていた私。ジョー マローンでは「ウード&ベルガモット コロン インテンス」(21,500円・100ml)を愛用していると伝えると、コンバイニングに提案されたのは、「イングリッシュ ぺアー&フリージア コロン」(16,000円・100ml)でした。意外…!

なぜなら、洋ナシと花々が調和する、女性らしくフルーティな香りだから。自分では恐らく選ばないであろうこの香りを「ウード&ベルガモット」に重ねてみると…? あっ、瞬時に“抜け感”が増しました! 爽やかでいて奥行き感もある全く別の香りへと変貌し、新鮮な感動を覚えます。

テイスティングの合間には、使い方のアドバイスも。「スプレーするときは10cm以上離して、手首はこすり合わせないで下さい。繊細な香料がそのまま香り立ちます」。えっ、そうなんですか!? 手首をゴシゴシ、ついやりがちでした。普段とは違う香りをまとって気分を一新し、最後のショップへ。

“新しい自分”へのアップデートは、ファッション抜きにしては語れません。クローゼットには無難なモノトーンばかり並んでいたここ数年。「最近選ぶ服が制服化してたな」と反省しながら3Fの「alexanderwang(アレキサンダーワン)」へ。

中国系アメリカ人1世である彼のルーツとブランドが生まれたNYに改めて目を向け、昨年リブランディングを果たしたアレキサンダーワン。エスニックとスポーティなテイストが共存する、遊び心あふれる世界観が印象的です。スタッフの方にすすめて頂いたのは「wash&go」シリーズ。下に着た華奢なスカート(35,000円)、なんとこのまま自宅で洗えてしまうそう。忙しい現代女性には嬉しいシリーズですね。

カジュアルでありながら、体にやわらかく寄り添う優雅なシルエット、そしてサラリと軽やかな着心地は、さすがアレキサンダーワン。思えば初めて袖を通した時、この独特のしなやかな生地感にいたく感動して、ファンになってしまったのでした。緊張する仕事の場面でもスーツのような束縛感がなく“自分らしくいられる”気がするからです。

サマーシーズンでも厚手のスウエット生地を用いるのは、“最も美しいシルエットを叶える生地”を選択する、デザイナーのこだわりゆえ。独自の美意識を貫く一方で、近年は柔軟にファストファッションやスポーツブランドともコラボレートして、新たな顧客を獲得しているそうです。

今回改めて感動したのは、シューズ(73,000円)の履き心地。10cmのヒールでも安定感があり、そして羽のように軽い…! 「取材時に動きやすいから」という理由で、常にスニーカーを選んでいた自分に減点1です。デザイン性と機能性を両立したアレキサンダーワン、「常に新しい事に挑戦していく」というデザイナーの姿勢にも、心から共感したひとときでした。

年齢を重ねるほどに、そして日々忙しく過ごしている方ほど、定番のスタイルに落ち着くことも多いはず。GINZA SIXはそんな大人の女性が、“新しい自分”に出会える場所です。店内をぶらぶら歩く中で、思いがけない自分を発見する、そんな体験をぜひ楽しんで頂けたらと思います。

Text:Namiko Uno Photos:Mika Hirose Edit:Yuka Okada

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宇野 ナミコ

美容ライター。女性誌の美容班アシスタントを経て独立。マリ・クレールやFIGARO.jpなど、女性誌やWEB、広告分野で美容の記事を執筆中。スキンケアからメイクアップ美容医療まで幅広い分野を担当し、丹念な取材を元にした記事に定評がある。 @cosmeブログ「宇野ナミコの寄り道Beauty」 https://www.cosme.net/beautist/myblog/1328?pageType=postall
Instagram GINZASIX_OFFICIALにて配信中

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