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GINZA SIX EDITORS

ファッション、ジュエリー&ウォッチ、ライフスタイル、ビューティ、フード…。各ジャンルに精通する個性豊かなエディターたちが、GINZA SIXをぶらぶらと歩いて見つけた楽しみ方を綴ります。

Encountering Scents That Stir Our Inner Being at GINZA SIX

牧野 和世

私は幼い頃から香水が大好きで、旅行に行く時も必ず、様々な国で香りを巡る旅をしていました。そんな私が香りのお仕事をさせていただく中で、必ず巡る場所がGINZA SIX。
ここはファッション系フレグランス、メゾン系フレグランスなど、様々な香水に出逢うことができます。
五感の中でも、嗅覚は唯一、本能に直接働きかけると言われています。余計な雑念なく、本能で選ばれた「良い香り」には、脳をリラックスさせ、同時に、心身もリラックスさせる力があります。
積極的に好きな香りを嗅ぐことで、今自分に必要なものがわかりますよ。
GINZA SIXで、ぜひ本能が求める香りとの出会いを楽しんでみてください。

1軒目は4階にある「#0107 PLAZA(オトナプラザ)」。ここは大人が楽しめるセレクトショップです。雑貨や食べ物も充実していて、ミニカフェスペースもあり、珍しいものや選りすぐりのものが多いので、気の利いたプレゼントや手土産などを探すのに便利です。

実は#0107 PLAZAのフレグランスコーナーにある香水は私がセレクトさせていただきました。「好感度アップ」「モテる」「開運」といった効果のある香りを軸に揃えました。誰からも愛される香りが見つかります。
また、部位を変えて香水を複数つけるレイヤー使いもしやすい香りばかりを選びました。私がコーディネートしたレイヤリングもここで体験できます。レイヤー使いの魅力は、誰ともかぶらない自分だけの香りを纏えることです。
#0107 PLAZAでは香りを使って「世界にただ1つ、あなただけの花」を咲かせられるようにいたします。

そして、ギフトをお探しの方にオススメを見つけました♪ 香りを贈るのはちょっとハードルが高いという人には、こんなオシャレな炭「炭のチョコラ」(以下全て税抜価格 ¥5,000)、よいですよ。
炭は、脱臭はもちろん、空気の清浄、浄化にもなると言われています。靴やバッグに入れたり、玄関やクローゼットにおいて脱臭・除湿にも。市販のアロマオイル(精油)を垂らすと香りも楽しめます。

スキンケアコーナーにある「FUKUBISUI」も私が監修しているアイテムです。香りを纏う前には必ずボディの保湿をオススメしています。保湿されたお肌はよい香りが長持ちするんですよ。化粧水には加齢臭予防のトレハロースを配合していて、ニオイのエチケットとしても老若男女に大活躍です。

続いて地下1階の「La Maison VALMONT(ラ・メゾン・ヴァルモン)」です。こちらは私が美容ライター時代には憧れの大人気ブランド。スイスのラグジュアリーエイジングコスメブランドです。スイスクリニック発コスメの先駆け的存在でした。美容通の人たちの中では知らない人がいないくらい、みんなが通ってきたコスメと言えるのではないでしょうか。
素晴らしい効果のあるものが多く、私もかつてはクリームなど愛用していました。思い出のつまったLa Maison VALMONTにGINZA SIXで再会でき、感激。

そんなLa Maison VALMONTですが、今、注目したいのはスキンケアではなく、香水。心奪われる、唯一無二の存在になれる、そんな只者ならぬ不思議な香りを発見いたしました。

それはヴェネツィアの5つのエリアをイメージした香水シリーズ、ストーリエヴェネツィアンの「ヴェルデ エルバ」(グリーンのマスクのもの ¥50,000)。香りが脳裏にインプットされる、官能的でとても不思議な香り。脳に働きかけることができるのが、香りのチカラ。一度嗅ぐと、もう一度触れてみたいという欲求を呼び起こし、もっと嗅ぎたい…もっと…と、記憶に残る不思議な香りなのです。

他人にはかなりセンスのいい人という印象を与える香りです。こんな香りを使うことができたら、本当に自分の存在を変えることができるのでは! なんて感じる香りです。
人生を変えたい! と思い切り方向転換するという時に選ぶとよいですね。香りの力が優しく後押ししてくれるはず。

もうひとつ、ひとめぼれならぬ、ひと嗅ぎ惚れしたのが、イルプロフーモの「ピオッジャサラータ」(¥14,000)。梅雨から夏の湿度の高い時期に大活躍する香り。オゾン ソルトの⾹りから、⾼貴に咲き誇るブーケと続き、シュロ(ヤシ)の⽊と鋭いユーカリの⾹りで落ち着きます。⾹りが変化するごとにソルティーノートやホワイトローレル(⽉桂樹)やムスクローズといった野⽣の花々の⾹りが⾼まります。
これは男性も使えるユニセックスの香り。ペアフレグランスは今年の開運でもあるので、男女で使えるこの香りは、この夏の香りとしてもオススメですよ。

最後に訪れたのは、地下1階の「Salon des Parfumes(サロン デ パルファム)」。フレグランスショップといえば、こちらは外せません。「アニック グタール」「メゾン フランシス クルジャン」「ペンハリガン」の香水が勢ぞろい。メゾン系のフレグランスが好きな人にはたまらないスポットです。
先日、某有名占い師さんが言っていました。「幸せのある所にはいい香りがする」と。いい香りを纏えば自分自身もパワースポットに。私自身、香りのおかげでたくさんいい体験をいたしました。
自分のお守りとなるような香りを見つけるには、本能に従って直感で選ぶこと。Salon des Parfumesには上質な香りがたくさん揃っているので、きっと好きな香りが見つかるはず。

そして、ここでぜひ体験いただきたいのが、選んだフレグランスラインのボディクリームを使って行ってもらう無料のハンドトリートメント。フレグランスと同じ香りのボディクリームでハンドケアって、とても新鮮!! 気持ち良い香りに包まれ幸せ気分。

心地よい香りとハンドケア効果で癒されます。施術後は、肌そのものから香り立つような残り香が…

この日、私が選んだのはメゾン フランシス クルジャンの「アクア ユニヴェルサリス」のシリーズ(ボディクリーム¥11,000、シャワークリーム¥9,200、フレグランス¥19,600)。この香りはもう何本リピートしたかわからないくらい、大好きな香りです。

そして、新作でオススメしたいのがアニック グタールの「シャ ペルシェ オードトワレ」(¥14,000)。アニック グタールは「プチシェリー」に代表されるような、可愛らしく、オシャレな香りが多数揃うブランド。ピュアでかわいいといった印象を演出したい時は、真っ先にこのブランドから香りを探します。
「シャ ペルシェ」はフランス語で高鬼ごっこの意味だそうで、子供時代の魅力的な思い出を表現した香りなんだとか。スイトピーやレモンブロッサムなどのピュアで繊細な香り。

その人の見えない魅力に光をあてて、さらに魅力を増してくれるのが香りのチカラ。
ここGINZA SIXで本能が求める香りに出会い、オーラを纏うように香りを纏って、みなさまさらに輝いてくださいませ。

Text:Kazuyo Makino Photos:Koji Takanashi Edit:Yuka Okada

GINZA SIX EDITORS Vol.47

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牧野 和世

ビューティープロデューサー/香水コーディネーター。美容のスペシャリスト。数々の女性誌、WEB、TV等でビューティー企画のコーディネートや監修を行う傍ら、大手コスメブランドの商品開発やコンサルティング、アドバイザーとしても活動。コスメをはじめ、皮膚科、内科、東洋医学、サプリメントなどにも精通。国内外の美にまつわる様々な情報を発信している。香水に関する見識も高く、その人の魅力を引き出す“香水診断”は人気殺到。 VOGUE Beauty Award 審査員、日本フレグランス大賞最終審査員。産経新聞にて「牧野和世の美の教室」連載中。著書に『キレイもかわいいも思いのまま! 1秒でモテる香水テクニック』(KADOKAWA)。
Instagram GINZASIX_OFFICIALにて配信中

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2018.07.06 UP

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