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幅広い女性を満たすアイテムがパーティーのように揃う
O どちらかというと大人向けのブランドが続きましたが、世代を問わず楽しめる幅広いブランドが揃っているのがGINZA SIXの魅力。次は「ジルスチュアート ビューティアンドパーティ」を訪ねたいと思います。
E 先日通りかかった際に、まず通常のコスメカウンターにはない世界観、美しいショーウィンドウに目を奪われました。あらゆるコスメに触れることができる、まさに“パーティー”のコンセプトを体現した空間。
M メイクアイテムを撮影でよく使用します。パッケージは女性なら誰もがワクワクするキュートなデザインで、中身の発色や質感は大人でも満足できるものが揃っていますね。
E お客さまの層も幅広いなと感じました。座ってタッチアップしている若い女性や、フレグランスのコーナーには大人の女性も多かったです。
O 今年の春、「ジルスチュアート」に加えてライフスタイルブランドの「フローラノーティス ジルスチュアート」が仲間入りして、双方を一度に体験できるようになったんです。
E フローラノーティス ジルスチュアートとは?
O “花に秘められた生命力と香りを身にまとい、甘美な幸せを感じて欲しい”という願いが込められた、フローラル系の香りが豊富に揃うラインです。アイテムとしてはボディケアやヘアケア、ハンドケア、バスアイテム、フェイスケア、ルームディフューザーなどこちらもバリエーション豊か。ほのかな香りのレイヤーが楽しめます。
M どれも奥深いふくよかな香りで、なかにはユニセックスで使えるものもありますよ。フレグランスのコーナーで、様々なジェンダーに向けた香りが一気に試せるのはうれしいですね。
たびたび訪れたくなる個性豊かな空間
E あとでゆっくり試し比べてみます。他にもじっくり見直したい店舗が多くて、近々GINZA SIXを再訪することになりそうです。
O ゆったりとした空間の使い方、店舗ごとに異なる世界観含め、たびたび訪れたくなる魅力がありますよね。実は私、買い物をしようと思うときは、GINZA SIXからスタートするんです。まずはファッションフロアのお気に入りブランドをチェックして。ビューティエリアにはハイブランドから知る人ぞ知る良質なブランドまで幅広く揃っているので、仕事も兼ねてぐるりと回ります。ついつい、お持ち帰りが増えてしまうのですが(笑)。
M 私も同じく、定期的に訪れています。他ではあまり見かけないブランドも、GINZA SIXに出店しているなら、まずクオリティーが信頼できる。そして、そのブランドのバックボーンやストーリーを深く知りたくなる…。そういう絶対的信頼感を与えてくれる、特別な施設だと思います。
O ジルスチュアートのお話に戻りますと、松井さんはどのメイクアイテムをお使いですか?
M 撮影の現場によって様々ですが、秋冬は化粧下地の“イルミネイティング セラムプライマー”(左)を使ったりしますね。自然なツヤと潤い感があり、スキンケア効果も高いので、秋冬の乾燥対策にもおすすめですよ。
O 01のクリスタルや02のラベンダーが、女性誌のベストコスメアワードで数多く受賞していますね。今年の春に04のコーラルピンクが追加されましたが、ツヤと透明感に加え血色感もプラスされるので、この1本で肌がある程度きれいに整うのが今っぽいなと。
M 外出が減ってファンデーションを塗らない日がある方も増えていますが、こういう多機能な下地を使えば、鏡を見てもくすみが気にならずハッピーに過ごせると思います。
O カラーアイテムだといかがですか?
M 今、外出時は口紅のマスク移りが気になりますが、この秋新登場した“ルージュ クリスタル クリーミィホイップ ティント”(右)はおすすめです。唇を染めるように色づくティントリップでは珍しい、ふんわりクリーミィーなテクスチャーのセミツヤタイプ。植物オイルがしっかり入って、化粧もちの良さと潤い感を両立してくれます。
O 顔にしっくりなじむ、ややトーンの落ちた秋らしい8色のカラーバリエーションがまたよくて。「マスクをはずした瞬間、色鮮やかな口紅が見えると驚く」という声をよく聞くのですが、とはいえ色なしの唇で疲れて見えるのも困る。そんな需要にマッチするカラーが揃っていますね。
〈左/イルミネイティング セラムプライマー SPF20・PA++ 全4色(イラストは04) 各30ml 3,520円 右/ルージュ クリスタル クリーミィホイップ ティント 全8色(イラストは08) 各 3,080円/ジルスチュアート ビューティアンドパーティ(B1F)〉
フランス発のエステと手応えあるコスメに陶酔
E 次の店舗「マリコール」は、ボディの引き締めジェルが有名ですね。
O さすがお詳しい。フランス発のエステティックブランドなので、ボディケアのアイテムは豊富にあります。マリコールはエステの施術も素晴らしいんです。独自のマシンとフランス式のハンドテクニックが特徴で、結果にこだわるメニューが豊富です。期間限定のお得なメニューもありますよ。
M 何か受けたことはありますか?
O ボディケアとフェイスケア、それぞれ体験したことがあります。ハンドテクニックが繊細かつ緻密で、ダイナミックなマシンの体感が融合されて、終わった後の満足度がかなり高いです。接客も素晴らしく、元気になって「また来よう!」と思えるサロン。
M こちらの店舗は女性専用なので、EBATOさんはぜひホームケア製品を試してみてくださいね。フェイスケアのコスメも、やはり使ってすぐの結果にこだわる品質が素晴らしいです。
E 松井さんのおすすめは?
M ブースター美容液の“ユニバーサル エッセンス V”(左)は、化粧水の後に使うのですが、軽やかでいつものお手入れに組み込みやすいですよ。5種のエッセンシャルオイルが入っていて、フランスのエステブランドらしい香りも気分を高めてくれます。
O この秋、新発売の“ヌーヴェル ジュネス ナイト レフィル”(右)も、ぜひ手元でお試しをどうぞ。塗ったまま寝られるオーバーナイトマスクで、みずみずしいのに潤いの持続力が高いので男性も使いやすいと思います。
E 秋から冬の季節の変わり目は、肌のバリア機能が低下して乾燥や肌あれが起こりやすくなるので、マスクをプラスするのは効果的。冒頭で美顔器を試した時にも感じましたが、一度使うだけで体感しやすいスペシャルケアアイテムは、このように手軽なものなら男性にも勧めやすいです。
M 洗い流し不要の夜用マスクって、乳液やクリーム感覚で本当に便利。フランスコスメには古くからあるアイテムですが、マリコールの最新技術が搭載された新作だから、使い心地も成分や処方にも期待ができますね。
〈左/ユニバーサル エッセンス V 15ml 6,600円 右/ヌーヴェル ジュネス ナイト レフィル 50ml 16,500円/マリコール(B1F)〉
マイクロバブルで毛穴の汚れも頭皮のベタつきも一掃
O 最後の新店舗は「リファ」です。ローラーのイメージが強いブランドですが、最近はスピーディかつ独自性あふれる開発力を活かして、美顔器やヘアケア、インバスケア、それらとともに使うコスメなど幅を広げています。
E 僕、実は今日、リファを訪ねるのを楽しみにしていました。男性美容にお勧めしたいアイテムが揃っているんですよね。
O それは意外です。例えば?
E まずはシャワーヘッドの“リファファインバブル S”(右)です。男性は、強いシャワーで水温も高くして顔も体もジャーッとすすぐのが好きなんですが、それだと肌の潤いが流されてしまうし、水圧が負担になります。頭皮にもいいことがないんですよね。自宅のシャワーヘッドをこれに替えれば、穏やかな水流でもマイクロバブルが汚れを効率よく浮かせてくれます。
M マイクロバブル、最近よく聞くので気になっていました。
O 日本発祥の技術で水流の中に作ることができる、通常の泡よりもずっと小さく、特別な洗浄メカニズムをもつ泡のことです。泡の表面が汚れを吸着して、洗浄剤なしでもある程度の汚れが落ちるといわれています。
M それは魅力的。私も欲しくなっちゃいました。
O 自宅のシャワーヘッドと取り替えるだけで、場所を取らないしいいですよ。水流も4種類から選べます。
E “リファファインバブル S”には毛穴より小さい2種の泡を極限まで充満させるテクノロジーが搭載されていて、毛穴の奥の汚れも取り除いてくれます。さらに、体を温めたり潤いを与える働きも。体はもちろん、ベタつきやすい頭皮のケアにもいいと思います。
O EBATOさん、熱いですね。他に男性にお勧めしたいのは?
E “リファビューテック ドライヤー”(左)ですね。髪を乾燥させず“しっとりレア髪”に仕上げるというコンセプトですが、約60℃以下をキープするというテクノロジーで、頭皮や毛根にも優しいと思います。
O 確かに、ガシガシ高温ドライヤーをあてて乾かす男性が多いですね。
M 男性は大切な頭皮を守るために、女性は美しいしっとりツヤ髪のために、一家に一台のシェア家電にすれば気軽に導入できていいかも。
O それ、いいですね。この店舗には、他にもリファブランドの主力アイテムがほぼすべて揃っているので、じっくり見比べて選びたいという方にはうってつけです。
〈左/リファビューテック ドライヤー 36,300円 右/リファファインバブル S 30,000円/リファ(B1F)〉
触れて、体験することできれいの可能性が広がる
E 新たな6店舗、すっかり満喫してしました。僕はすでに、いつ再訪しようかと胸三寸をしています(笑)。
M 研究力がずば抜けていたり、トレンドのキャッチも速く、美容の新しい息吹を感じるラインアップでした。
E 男性はコスメカウンターに行きづらい、という方も多く、美容の経験値が上がりにくいんです。GINZA SIXのように店舗ごとがプライベート感のある空間だと、回遊したり相談もしやすいなと感じました。
M やはり美容は実際に触れたり体験することが大切。世の中にはまだまだ自分の知らない名品がたくさんあります。GINZA SIXに来れば選び抜かれた新進気鋭のビューティーに出会えること、発信していきたいです。
O たくさんの素敵なお話、ありがとうございました。
Text: Mari Otsuka
Illustrations: Shinji Abe
Editing Direction: Yuka Okada(81)