「鮮やかな記憶、⽇常の瞬間の本質を捉える」をテーマに、5⼈の⽇本の現代アーティストによる選りすぐりの作品を紹介します。
これらの作品は、⽇常の中で⼀瞬のうちに過ぎ去るような瞬間を、独⾃の芸術表現でキャンバスに凝縮し、平凡なものに⾮凡な意味を与えています。
各作品は、アーティストが⽇常の世界を細かに観察し、深く考察した結果であり、彼らの独特な視点を通じて、微細でありながらも重要な瞬間を捉え、⾒る者にとって最も⾝近で、⾒過ごされがちな場⾯を再認識させてくれます。
今展では、視覚と⼼の⼆層の旅に誘い、時間の流れの中で定着した瞬間がどのように波紋を広げ、私たちの共通の記憶や感情を呼び起こすのかを感じていただきたいと思います。
⽇常の瞬間が私たちの⼼に根を張り、新たな輝きを放つ様⼦をぜひご体験ください。

森本来実「宝箱II」 2025
53×45.5cm / Oil on canvas

あやいろ「突堤のベンチ The Benches on the Jetty」 2024
72.7×60.6cm / Acrylic on canvas

川上喜朗「時が巡っても / Even if time goes on」 2023
80.3×65.2cm / Oil and acrylic on canvas

土田匠実「In the moonlit forest」 2024
56×58.5cm / Acrylic on canvas, acrylic gouache Modeling Paste, Pencil, Dermatograph Gesso, gloss burnish

平岡大典「If only I could be with you」 2024
91×72.7cm / Acrylic on canvas