
渡辺国夫 佐藤典克 胸キュン工芸
銀座 蔦屋書店
Art
銀座 蔦屋書店は、伝統工芸の普及、発展を目的とした、陶芸家の渡辺国夫および佐藤典克の作品展示を、2025年5月24日(土) 〜 6月13日(金)の期間に開催いたします。
日本工芸会は重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)を中心に伝統工芸作家、技術者などで組織する団体です。
この度、銀座 蔦屋書店では前期、2025年5月3日(土・祝)~5月23日(金)と後期、2025年5月24日(土)~6月13日(金)に渡り、日本工芸会東日本支部に所属する工芸分野の作家の作品を発表いたします。
※前期の出品作家は築地久弥・保立剛
今回のテーマは「胸キュン」。
あなたが最近、胸キュンしたことはありますか。
胸キュンした経験を覚えていますか。
あなたを胸キュンさせてくれる作品が並ぶ二人の展覧会。
キャッチコピーは、
「昭和のアイドル、国さん、典ちゃんが銀座蔦屋書店へ降臨」
[作家の思い]
渡辺国夫(Watanabe kunio)
日本の工芸が持つ繊細な技術と豊かな感性、そして色絵磁器ならではの華やかな色彩と幾何文様を通じて、見る人の心がふっとときめくような瞬間をお届けしたいと思っています。日本で培われてきた工芸の奥深さや、日常の中で静かに寄り添う美しさを伝えるとともに、訪日される海外のお客様にも、作品を通じてその質の高さと文化的な魅力を感じていただけたら嬉しいです。
佐藤典克(Sato Norikatsu)
新しい場所、新しい出会い。そんなワクワクする気持ちを「胸キュン」な予感にのせて、この展示を迎えます。本やアート、ライフスタイルが交差する蔦屋書店という特別な空間で、作陶25年の想いを込めた作品たちが、新しいストーリーを奏でます。見た目の美しさだけでなく、日々の暮らしにそっと寄り添うような存在を目指して生まれた器たちに、きっと「胸キュン」が訪れるはず。会場で皆さまとお会いできるのを楽しみにしています!
[プロフィール]
渡辺国夫(Watanabe kunio)
1967年 山梨県富士吉田市生まれ
1996年 東京藝術大学大学院美術研究科陶芸専攻修了
2006年 山梨県山中湖村に工房設立
現在
(公社) 日本工芸会正会員 日本陶芸美術協会会員
賞 歴
1999年 東海伝統工芸展「奨励賞」(同、2000年中日賞)
2010年 おおたき北海道陶芸展「大賞・北海道知事賞」(同、’09年金賞)
2011年 伝統工芸陶芸部会展「日本工芸会賞」
2012年 茶の湯の現代 -用と形- 「奨励賞」(菊池寛実記念 智美術館)
2016年 テーブルウェアフェスティバル「優良賞」 陶美展「奨励賞」
2023年 萩大賞展Ⅵ「佳作」(同、’16年佳作 ’19年審査員特別賞)
現代茶陶展(土岐市)「TOKI織部奨励賞」 (同、’18 TOKI織部奨励賞)
2024年 第11回陶美展「特別賞 十四代柿右衛門記念賞」受賞
有田国際陶磁展「朝日新聞社賞」受賞
■公募展
日本伝統工芸展 東日本伝統工芸展 陶美展(日本陶芸美術協会主催) 萩大賞展 現代茶陶展 菊池ビエンナーレ 東海伝統工芸展
伊丹国際クラフト展 第11回国際陶磁器展美濃(2017)
その他入選多数
■展覧会等
2007年「渡辺国夫作品展」瀬戸市美術館 愛知
2010年「美の予感2010 −現代の器–展」髙島屋(日本橋、大阪、京都、名古屋、新宿)
2011年「Five by Eight : New Ceramic Art from Japan展」 米国フィラデルフィア
2019年「色絵磁器 渡辺国夫展」京都髙島屋 (’17)
靖國神社御創立百五十年記念事業「さくら陶板」制作
2020年 第60回東日本伝統工芸展鑑査委員
2022年「色絵磁器 渡辺国夫展」大阪髙島屋 (’12.’15.’17.’20)
2023年「渡辺国夫 色絵磁器展」アートスペース泉 福島県いわき市(’12’18’20)
「渡辺国夫 陶展」うつわ一客(大阪)
2024年「渡辺国夫展 –積奏彩– イロドリノウツワ」横浜髙島屋(’22)
第64回東日本伝統工芸展鑑査委員
「渡辺国夫 色絵磁器展」ギャラリー山咲木 (’17’18’21‘22’23)
2025年「渡辺国夫 色絵磁器展 –イロドリ–」ジェイアール名古屋タカシマヤ(’18’21)
「渡辺国夫 色絵磁器展 –ひかりといろ 紡ぐ世界–」日本橋髙島屋(’07~‘23)
髙島屋(日本橋・新宿・京都・大阪・名古屋・岐阜・高崎・玉川)、日本橋三越、
鳥取栄光舎、板橋瑞玉ギャラリー、ギャラリー山咲木、ギャラリーおかりや、等で発表
■パブリックコレクション
フィラデルフィア美術館/土岐市 /九州産業大学/ 瀬戸信用金庫 /大滝工芸館 /緑ヶ丘美術館
佐藤典克(Sato Norikatsu)
1974年 岐阜県生まれ
1999年 東京藝術大学美術学部工芸科陶芸専攻 卒業
■賞 歴
1998年 東京藝術大学 原田賞受賞
2008年 めし碗グランプリ スポンサー賞 受賞
2012年 第39回 美濃陶芸展 審査員特別賞 受賞
2013年 第40回 美濃陶芸展 中日陶芸賞 受賞
第1回 陶美展( 日本陶芸美術協会) 奨励賞 受賞
第49 回 神奈川県美術展 特選 受賞
世界工芸コンペティション・金沢2013 ~ 茶の時空間~ 審査員特別賞 受賞
2014年 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ 萩大賞 受賞
美濃陶芸 庄六賞茶碗展 第20回記念賞 受賞
2018年 美濃茶碗展 銀賞受賞
第6回 陶美展( 日本陶芸美術協会) 奨励賞 受賞
2019年 第60回 東日本伝統工芸展 奨励賞 受賞
2021年 笠間陶芸大賞展2021 寺本守審査員特別賞 受賞
2022年 第42回 伝統文化ポーラ賞 奨励賞 受賞
■主な公募展
2000年 東日本伝統工芸展 入選 2000.02.03.06~10.12.13.15.16.18~25(20回)
2012年 日本伝統工芸展 入選 2012.13.14.16.17.18.19.20.21.23 (10回)
都美セレクショングループ展公募(東京都美術館) 月火水木金土日
・想いを繋ぐ・想い、巡る15年・いろに想う16年・想いアラタ18年
2013年 陶美展(日本陶芸美術協会) 入選 2013~24 (13回)
2014年 第10回 国際陶磁器展美濃 国際陶磁器コンペティション 入選
第11回 2017 第12回 2021
2015年 59回ファエンツァ国際陶芸展 入選
日本陶芸展 伝統部門 入選
2017年 日本陶芸展 伝統部門/自由造形部門/和・洋の食器部門 3部門同時入選
2019年 第4回 金沢・世界工芸トリエンナーレ 越境する工芸
2019年 金沢・世界工芸コンペティション 入選
2020年 国際工芸アワードとやま2020
2024年 備前・現代陶芸ビエンナーレ 2024
■主な個展
2015年 佐藤典克展 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ大賞受賞者展
(山口県立萩美術館・浦上記念館 陶芸館)
2016年 佐藤典克展 現在形の陶芸 萩大賞展Ⅲ大賞受賞者展(西武池袋本店)
2024年 羽島市制施行70周年記念 企画展 「記憶のかたち-佐藤典克陶芸展」
岐阜羽島 不二竹鼻町屋ギャラリー
日本橋髙島屋/ジェイアール名古屋タカシマヤ/阿倍野ハルカス近鉄本店
福岡三越岩田屋 等 百貨店美術画廊
ギャラリー山咲木/ギャラリー福田/インテリア アクア
■主なグループ展
日本橋高島屋/日本橋三越/セイコーハウス銀座ホール/札幌三越/髙島屋 大阪店
高崎髙島屋/福岡三越岩田屋/福屋 八丁堀店/横浜高島屋 等 百貨店美術画廊
柿傳ギャラリー/銀座 品
2008年 工藝考(東京芸術大学美術館 陳列館)
日韓中国際陶芸展(東京芸術大学美術館 陳列館)
2014年 関東のうつわ展(伊丹工芸センター)
現代・陶芸現象(茨城県陶芸美術館)
2015年 伝統工芸の現在性(MOA美術館)
2016年 現代陶芸・案内(ガイド)(茨城県陶芸美術館)
洗練・華麗・増殖 進化するフォルム(茨城県陶芸美術館)
2017年 現代の茶陶(茨城県陶芸美術館)
進化する磁器(茨城県陶芸美術館)
2018年 茶陶の現在−2018萩 (山口県立萩美術館・浦上記念館 陶芸館
2022年 深める・拡げる 拡張する伝統工芸展」出品(文化庁 主催 日本橋三越)
日本工芸会陶芸部会50周年記念展 未来へつなぐ陶芸 伝統工芸展のチカラ展
2024年 現在ノ茶陶 水指ト茶碗テン15-2 (緑ヶ丘美術館)
■パブリックコレクション
羽島市/山口県立萩美術館・浦上記念館/茨城県陶芸美術館
ファエンツァ国際陶芸美術館( イタリア)/ MOA美術館/緑ヶ丘美術館 (MAM)
[展示詳細]
渡辺国夫 佐藤典克 胸キュン工芸
会期:2025年5月24日(土) - 6月13日(金) ※終了日は変更になる場合があります。
時間:10:30 ~ 21:00 ※最終日は17:00まで
場所:銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
主催:銀座 蔦屋書店
協力:公益社団法人日本工芸会東日本支部・株式会社4D
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp