GINZA SIXで発見。TAGLIATORE(タリアトーレ)が提案するリネンジャケット3選
Le GRAND CLOSET de PARIGOT / MAN
Fashion
銀座の街を歩くとき、ただの“服”では物足りない。
都市の洗練と、自分らしさを静かに主張できる。
そんな1着を求める大人たちにこそふさわしいのが、イタリアの至宝 TAGLIATORE(タリアトーレ)。
イタリア南部から世界へ──ブランドの起源
TAGLIATORE(タリアトーレ)は、南イタリア・プーリア州に拠点を構える老舗ファクトリー、LERARIO社が母体。その名はイタリア語で“裁断士”を意味します。
現クリエイティブディレクターであるPino Lerario(ピーノ・レラリオ)氏が1990年代にブランドを立ち上げ。まるで身体に吸い付くような立体構造、ウエストのシェイプや肩周りの自然なラインで他のイタリアブランドとは一線を画すTAGLIATOREのジャケットは、瞬く間に世界中のバイヤーと洒落者たちを魅了しました。
今回は、東京・銀座のスタイルコンシャスな紳士たちに向けて、累計厳選した春夏向けのタリアトーレ ジャケット3選をご紹介します。
1. 「DAKAR」
価格:¥146,300円(税込)
カラー:ブラック(N1144)
サイズ展開:44 〜 48
“黒はすべてを語る。語らずとも。”
そんな言葉がふさわしい、TAGLIATOREの名作モデル「DAKAR(ダカール)」。
静謐な黒に宿る、都会的な色気と余裕
“削ぎ落とすことで引き立つ美”──それがTAGLIATORE「DAKAR(ダカール)」モデルの本質です。
黒の持つミステリアスな魅力を、軽快なコットンリネン素材で仕立てることで、静かに主張する大人のエレガンスを完成させました。
スタイリッシュでコンパクトな構築美、やや短めの着丈、ウエストにかけて絞られた流麗なカーブ。
構築的でありながら柔らかさを感じさせるこの一着は、東京のビジネスシーンにも休日のカフェタイムにも馴染む「都会的ユーティリティジャケット」です。
2. 「MONTECARLO」
価格:¥134,200円(税込)
カラー:グレー(B3312)
サイズ展開:42 〜 52
グレーのリネンシアサッカー──
その表情は、まるで初夏の銀座に吹く風のように軽やかで、心地よい。
TAGLIATOREの人気モデル「MONTECARLO」は、その名の通り、南欧のリゾート感を日本の都市スタイルに落とし込んだ逸品です。
目付わずか220gのリネン素材は、肌に触れた瞬間、初夏の朝露のような清涼感をもたらします。通気性が高く、シワさえも味になるのがこの素材の妙。裏地は袖部分のみにとどめ、より快適な着用感を追求しました。
構築的でありながらもリラックス感があり、ビジネスとリゾートの境界線を曖昧にする一着です。
3.「GLEN」
価格:177,100円(税込)
カラー:M1306(O.BROWN)
サイズ展開:46~50
その一着に袖を通すと、まるで風を纏ったかのような軽やかさが広がる。
TAGLIATORE(タリアトーレ)のGLENモデルは、構築美の象徴とも言えるショルダーライン、肩パッドを極限まで薄く抑え、ナチュラルなラインを形成。それはまるで、鍛え上げられた身体の延長のよう。自然体でありながら凛々しさを感じさせます。
4Bの仕様で羽織った感覚はカーディガンのようにリラックスしており、オンオフで活躍させてほしい大人のための一着。
素材の選定においても卓越した美意識を持ち合わせています。
素材構成:リネン67% × ナイロン33%
主素材は、リネン67%とナイロン33%の混紡生地。
リネンの持つ自然な風合いと通気性に、ナイロンの耐久性と形状保持性を融合させたこの素材は、見た目の美しさに加え、清涼感と肌離れが良く夏場でも快適な着心地を提供します。
また、リネン特有のシワ感をナイロンの混紡により軽減。長時間の着用でも美しいシルエットを保ちます。
ピーノ氏は語ります──
「洋服は“外面”ではなく、“内面”を映し出す鏡である」と。
TAGLIATOREの服には、そうした哲学と美意識が縫い込まれているのです。
ジャケット一着においても、ラインの美しさはもちろん、着た瞬間に感じる軽やかさが格別です。
芯地やパッドを極限まで削ぎ落としながら、男らしさとエレガンスを一切損なわない。
それはまさに、“削ぎ落とすことで生まれる本質的なラグジュアリー”。
今この瞬間、“東京で最も洗練された自分”に出会いたいなら、銀座で、TAGLIATOREを。