
家具や生活に関わるオブジェクトの制作を行う「MURPH」の展示を開催
CIBONE CASE
Events
2025年10月4日(土) - 10月19日(日)
【デザイナー在店日】2025年10月4日(土)、18日(土) 13:00 - 18:00
マーフという架空の人物の住む家づくりをコンセプトに、家具や生活に関わるオブジェクトの制作を行うブランド「MURPH」による展示を開催いたします。本展示ではコンセプトカラーである深いグリーンの色味で制作された新色のプロダクトをはじめ、マーフを主人公に執筆された短編小説を新たに発表いたします。
玄関にある黒い半円のスツールに座り、靴を履く。
吐く息は白い。
空の灰色は遠くまで見えている。
現れたばかりの陽光がじんわりと街の輪郭を際立たせている。
いくつもの光の箱のなかに、マーフはいる。
(「光の箱、冬」より)
章ごとに描かれる日常や人物像からは、不思議と出会ったことのあるような親近感や自分の暮らしを重ね合わせるような瞬間があり、時折登場する実在の家具と架空の物語が交差することで、ブランドの世界観が立ち上がってくるような奥行をもたらします。小説や映画のように、余白や些細な所作、多くを語らない部分にこそ、それぞれにとっての想像性が生まれるようなプロダクトは、使う人にとっての日々に寄り添い、暮らしの物語を紡いでいきます。
本展示でMURPHの商品をご購入いただいたお客さまには、島村卓弥氏によるマーフの日常を描いた短編小説「光の箱、冬」を一冊お渡しさせていただきます。
ぜひ物語と合わせて、お楽しみください。
印刷技法をベースとした色彩表現とグラフィカルでヘルシーなイラストで書籍、広告、パッケージなど幅広く活動する一乗ひかるとのコラボレーション作品も数量限定で展開いたします。MURPH村尾信太郎によるインテリアブランド。マーフという架空の人物の住む家づくりをコンセプトに、家具や生活に関わるオブジェクトの制作を行う。多様性を受け入れ、調和し、強くしなやかな芯を持つマーフの人物像を通して、日常の美しさを提案している。
*詳細は店舗までお問い合わせください。
