ART
アート


ART INSTALLATION
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吉岡徳仁
《 Prismatic Cloud 》
2F中央吹き抜け
2020.2.27 - 2021.2.23
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アート、デザイン、建築の領域において活動し、自然をテーマとした詩的で壮大な作品が世界で評価されているアーティスト吉岡徳仁。感覚を超越する本インスタレーションは、巨大な雲をイメージした光の彫刻です。
吉岡徳仁
アーティスト。1967年生まれ。倉俣史朗、三宅一生のもとでデザインを学び、2000年吉岡徳仁デザイン事務所を設立。デザイン、建築、現代美術の領域において活動し、詩的な作品は国際的にも評価されている。代表作には、オルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」をはじめ、クリスタルプリズムの建築「虹の教会」、結晶の椅子「VENUS」、ガラスの茶室「光庵」などがあり、東京2020オリンピック・パラリンピックでは聖火リレートーチのデザインを手がけている。作品は、ニューヨーク近代美術館、フランス国立近代美術館ほか、世界の主要美術館に永久所蔵されている。毎日デザイン賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、Design Miami / Designer of the Year、Milano Design Award最高賞など、国際的な賞を多数受賞。アメリカNewsweek誌による「世界が尊敬する日本人100人」に選出されている。
PAST

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クラウス・ハーパニエミ
《 Celebration of Life -星の海の祝祭- 》
2F中央吹き抜け
2019.11.05 - 2020.02.15
フィンランドのアーティスト クラウス・ハーパニエミ氏を起用し、「Celebration of Life -星の海の祝祭-」と題したプロモーションを展開。宇宙を舞台に描かれた作品『Astral Sea(アストラル・シー)』の世界をGINZA SIX にて展開し、中央吹き抜け空間には、時空を超えて宇宙を旅するLightning Whales(ライトニング・ホエール)が登場します。
Celebration of Life in the Astral Sea

クラウス・ハーパニエミ(Klaus Haapaniemi)
1970年フィンランド・ヘルシンキ生まれのアーティスト。フィンランドの自然や伝統美に由来する審美眼から生まれる作品は、リアリズムとファンタジーとが融合した独特なスタイル&フィールを持つ。自身の作品創作に留まらず、「イッタラ」「エスタブリッシュ&サンズ」など多くの企業とコラボレートしている。2015年には「フィンランド国立オペラ」の衣装、舞台装飾を担当。2019年には「KADOKAWA」より初の作品集「クラウス・ハーパニエミ 夢の風景」を刊行した。
© 2019 KLAUS HAAPANIEMI All Rights Reserved.
ライツマネージメント:株式会社ブルーフォリオ

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塩田千春
《 6つの船 》
2F中央吹き抜け
2019.02.27 - 2019.10.27
《6つの船》をテーマに最大で全長5メートルにもなる6隻の船が中央吹き抜け空間を飾った本作品は、戦後多くの困難を乗り越えて復興を遂げてきた銀座の「記憶の海」を6隻の船が出航し、前進する様子を表現しています。

塩田千春
1972年、大阪府生まれ。ベルリン在住。 2008年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。南オーストラリア美術館(2018年)、ヨークシャー彫刻公園(2018年)、スミソニアン博物館アーサー・M・サックラー・ギャラリー(2014年)、高知県立美術館(2013年)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2012年)、国立国際美術館(大阪、2008年)などの個展のほか、シドニー・ビエンナーレ(2016年)、キエフ国際現代美術ビエンナーレ(2012年)、横浜トリエンナーレ(2001年)を含む国際展など、これまで世界約35か国で250展以上の展示に参加。 2015年には第56回べネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館代表。2019年6月に森美術館にて過去最大規模となる個展を開催予定。
Photo: Ken Kato

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ニコラ・ビュフ
《 “Fantastic Gift”~「冬の王国」と「夏の王国」の物語~ 》
2F中央吹き抜け
2018.11.12 - 2019.02.20
2018年ホリデーシーズンには、中央吹き抜け空間に高さ約3m、全長4m を超える「光るぞう」が出現。小さな天使「プッティ」達が、ドローンを使って「光るぞう」を「夏の王国」から「冬の王国」に運ぶ、物語の1シーンを展示しました。

ニコラ・ビュフ
1978 年フランス・パリ生まれ。ヨーロッパの伝統的な、中世、ルネサンスやバロックの作品を背景に、幼少期に影響を受けた日本のアニメやアメリカ由来のサブカルチャーを見事に融合し、独特の世界観を創造するアーティスト。2007年には活動拠点を東京に移し現在に至る。“Serio Ludere(真剣に遊ぶ)”のヒューマニスト的概念に基づき、作品には物語と融合した視覚表現や体験が散りばめられている。
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ダニエル・ビュレン
《Like a flock of starlings: work in situ 》
2F中央吹き抜け
2018.4.2 - 10.31

1周年を迎えたGINZA SIXの中央吹き抜け空間には、50年以上にわたり世界各地で多くの作品を展開してきたフランス人アーティスト ダニエル・ビュレンのトレードマークである、8.7センチのストライプ模様を旗に用いた新作インスタレーションを展示。赤と青の計1,500枚の旗を使った作品がアトリウムを彩りました。
森美術館監修
ダニエル・ビュレン
1938年、パリ・フランス生まれ。美術家。1965年から自身の論理に基づいた8.7センチ幅のストライプ模様の作品を数多く制作。その作品は絵画、彫刻、壁面、建物など幅広いメディアに展開され、いままでに数千点以上の作品を制作してきた。
© DB - ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2018 G1226

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草間 彌生
《 南瓜 》
2F中央吹き抜け
2017.4.20 - 2018.3.21
施設中央に位置する大きな吹き抜け空間では、森美術館の監修のもと、世界のアートシーンで活躍する前衛芸術家草間彌生の新作インスタレーションを期間限定で展示し、開業を盛り上げました。草間彌生は60年代にニューヨークのアートシーンに参加し、以後活発に活動を続けてきた、日本人としてはもっとも国際的に名前を知られたアーティストです。作品の重要なイメージはドット(水玉)とネットであり、またモチーフとしては、しばしばカボチャが登場します。

草間 彌生
1929年、長野県松本市生まれ。美術学校で日本画を学び、1957年に単身渡米。ニューヨークを拠点に活動を開始し、以来その斬新な表現は世界で絶賛される。1998年、日本人で初めてニューヨーク近代美術館(MoMA)で大規模個展を開催。2016年、文化勲章受章。
© YAYOI KUSAMA / Photo: Ken Kato
ART NEWS
SHOW WINDOW
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Pranks inc.
《 Early Spring「WASHOKU」》
Read The ArticleB2F ショーウィンドウ
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「口中(内)調味」(噛むことで生まれる味の変化を口の中で楽しむ食べ方)が今改めて注目されています。ユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録され、海外では「BENTO」文化も人気を集めています。多彩で新鮮な食材とその持ち味を生かし、見た目と共に栄養バランスが保たれた和食ですが、単品ごとにメニューを食す異文化の人にとって新鮮なのが、三角食べに代表されるような、口中調味という食べ方による味の発見と健康メリットだそうです。そんな情報からインスパイアされ、箱に多彩な食材を美しく詰めるBENTOスタイルの、姿形、風味、そして栄養までもがハーモニーを奏でる、自然を尊重した和食の小宇宙を思い描きウィンドウに表現しました。季節や年中行事のおもてなしと密接な関わりを持つ和食文化ですが、このフードフロアでは、その美意識が引用された洋菓子ギフトなどのデザインにも、ジャンルを超えた和食文化への共鳴をあちこちで感じます。
アートディレクター 佐藤 寧子
PUBLIC ART GINZA SIX では、身近にアートと触れ合える豊かな生活を提案します。アーティストやクリエイターとのコラボレーションにより、クリエイティブなエネルギーと、驚きの要素に満ちた感性を刺激するアートプログラムを展開します。
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大巻 伸嗣
《 Echos Infinity -Immortal Flowers- 》
2F, 3F, 4F, 5F 南エレベーターホール
森美術館監修 -
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江戸小紋柄の朝顔、桔梗、菊の花々、蝶の形を組み合わせた彫刻作品。江戸小紋は一見、下地に見えるように細かく規則正しく文様を配した小紋柄のひとつ。これは江戸時代に発令された、派手な着物を禁じた「奢侈禁止令」に対し、いかに細かい微細な柄を掘り出し染め上げるかを職人たちが競い合い、その図柄を洗練させてきた結果であり、その時代の美意識の象徴です。※作家メッセージ 「ここに堆積する時間や記憶、文化、人の思いを、これから先に繋げるための不滅の花を生ける。」
大巻 伸嗣
1971年、岐阜県生まれ。展示空間を非日常的な世界に生まれ変わらせ鑑賞者の身体的な感覚を呼び覚ますダイナミックなインスタレーション作品やパブリックアートを国内外で発表している。
Photo: Ken Kato
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船井 美佐
《 楽園/境界/肖像画 》
3F,4F,5F 北エレベーターホール
森美術館監修 -
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「楽園と境界」をテーマに、空間全体をキャンバスととらえ、鏡を使って構成し描かれることで、絵画空間と現実が交差するという作品です。絵の前に立つ者は絵の中に映り込み、鑑賞者が絵画の主役となります。誰の頭の中にもある架空の楽園のイメージを鏡で描く事で、行き交う人や現実の景色と想像の世界とが混じり合い、2 次元と 3 次元、在るものと無いもの、過去と現在、理想と現実が反転して一つになり、新しい空間の広がりとビジョンを生み出します。これらは人々のイマジネーションによって未来が形作られることを象徴しています。
船井 美佐
1974年京都府生まれ。2001年筑波大学大学院芸術研究科修了。2009・2010年「VOCA展」上野の森美術館、2014年「ワンダフルワールド」展東京都現代美術館などに出品。
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堂本 右美
《 民 》
3F, 4F, 5F 通路
森美術館監修 -
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GINZA SIX のために新しく描かれた絵画は、たゆたう色の上に躍動感あるかたちが重ねられ、その対比によって奥行きのある広大な空間が広がります。開放的で無限のような空間は我々の無意識であり、踊っているように描かれたかたちは我々が見えているものの一部(意識)のようにも感じられます。商業スペースから少し離れた空間にある、鮮やかな色彩の絵画。その前を通る人々は、無意識と意識の二重構造によりくりひろげられる堂本の絵画的空間へと誘われます。
堂本 右美
1960年、パリ生まれ。多摩美術大学絵画学科卒業後、クーパー・ユニオン芸術学部 (ニューヨーク)卒業。1990年、佐賀町エキジビット・スペース(東京)での初個展以来、国内外の数々の展覧会に参加し、多くの美術館に所蔵されている。
LIVING WALL ART館内2箇所にある、高さ約12mの壁面(リビングウォール)には、JTQ谷川じゅんじプロデュースによる、対となるアート作品を展示します。
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チームラボ
《 Universe of Water Particles on the Living Wall 》
リビングウォール中央通り側吹き抜け
サイズ: H11,810×W1,920 mm
仕様: Digital Installation, LED, Endless -
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日々の日没とともに様子を変える滝を描いた映像作品。「仮想の三次元空間に岩を立体的につくり、その岩に水を落下させています。水は、無数の水の粒子の連続体で表現し、粒子間の相互作用を計算しています。滝を物理的な水の運動シミュレーションとして構築しています。そして、全体の水の粒子の中からランダムで選んだ0.1%の水の粒子の挙動によって、空間上に線を描きます。その線の集合体で滝を描いています。つまり、無数の線の裏側には、その 1000 倍もの水の粒子が存在し、それらの全体の相互作用によって、線の曲線が決定しています。」
チームラボ
デジタル社会のさまざまな分野のスペシャリストから構成されているウルトラテクノロジスト集団。アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティの境界を越えて、集団的創造をコンセプトに活動している。
© KOZO TAKAYAMA
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パトリック・ブラン
《 Living Canyon 》
リビングウォール 三原通り側吹き抜け
サイズ: H11,020×W2,700 mm
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日本に生息する固有種も含めた様々な植物を織り交ぜた、パトリック・ブランオリジナルの、土を使用しない垂直的平面アート作品。作品名の通り、太陽の光に照らされた崖の頂上から、影に覆われた深い谷底を表しています。あらゆる気象的勾配にも植物が生息しているのは、各品種が固有の光エネルギー に完璧に適応している為です。植物品種の多様性は繊細な植物界の「美」、「創造力」、「戦略」を反映しています。
パトリック・ブラン
1953年、パリ生まれ。植物学者・アーティスト。世界のさまざまな環境下で多くの「垂直庭園」プロジェクトを手がける。主なプロジェクトにパリのケ・ブランリ美術館やシドニーのワン・セントラルパーク、金沢21世紀美術館「緑の橋」など。
© KOZO TAKAYAMA