程亮介×kamerian.展示 "Beyond Symbols and Idols" ー象徴と偶像、そしてその果てー
銀座 蔦屋書店
Art
銀座 蔦屋書店は、アーティスト 程亮介とKamerian.の二人展「"Beyond Symbols and Idols" ー象徴と偶像、そしてその果てー」を2025年1月11日(土) ~ 1月24日(金)の期間、銀座 蔦屋書店アートスクエアで開催します。
[展示ステートメント]
私たちは知らず知らずのうちに外部からの影響を受け、その変化を通じて進化し続けます。象徴的な存在に心を揺さぶられ、新たな偶像を生み出しながら、その影響はさらに拡張していくのです。互いに影響し合いながら、ポップカルチャーは絶え間なく変容し、未知なる地平を追い求めます。
程亮介 kamerian.
[アーティストプロフィール]
程亮介 / Ryosuke Tei
神戸在住の華僑3世。
多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業。
1998年に「フリフリカンパニー」を設立し、2008年まで活動。
2011年には個人事務所「株式会社オコサマスター」を設立。
NIKE、任天堂、ベネッセコーポレーション、サンリオ、バンダイ、MTV Asiaなど、国内外の幅広いキャラクタープロジェクトでクリエイティブを手掛ける実績を持つ。
2022年よりアーティスト活動をメインに据え活躍中。
■アーティストステートメント
多摩美術大学絵画科油画専攻を卒業後、アーティストとしてのキャリアをスタートさせました。
1970年代から1990年代にかけて、日本では「おまえは日本人ではない」、中国では「おまえは中国人ではない」と言われ続けた経験から自身のアイデンティティに深い疑問を抱き、「自分とは何者なのか?」という問いに向き合いながらルーツを探り、アイデンティティをテーマにした制作活動を展開してきました。
しかし、1995年の阪神淡路大震災で実家を失ったことをきっかけにアーティスト活動を一時中断。新たな道としてデザイン業界へ転身しデザイナーとして約30年にわたり活動を続けました。1998年にはキャラクターデザインとグラフィックデザインを融合させたデザインスタジオ「フリフリカンパニー」を設立。NIKE、任天堂、バンダイ、セガ、サンリオなど国内外の大手企業のプロジェクトに携わり、大きな注目を集めました(同スタジオは2008年に解散)。その後、2011年には個人事務所「株式会社オコサマスター」を設立し、デザインの分野でさらなる活動を展開しました。
2022年、再びアーティストとしての道に戻り、オリジナルキャラクター「D.O.A.T(ドート)」を中心に、「アイデンティティとはどこに宿るのか?」というテーマを探求する制作活動を開始しました。また、「Mummy Bunny」シリーズや「ほとけもの」シリーズなど、多様な価値観や文化が交錯する中でのアイデンティティを表現した作品も発表しています。
キャラクター文化とストリートカルチャーを融合させた独自のスタイルは視覚的に豊かでありながら、深い問いかけを内包しています。アートとデザインの境界を越えたその活動は、多くの人々に新たな視点をもたらし続けています。
程亮介
kamerian. / カメリアン
1990 年生まれ。
グラフィックアーティストとして国内外で活動。
タトゥーアートやアニメーション、漫画などから影響を受ける。よく知られた寓話や大衆文化をモチーフに、欧米アニメを彷彿とさせるような強い輪郭線と色彩でメルヘンチックかつ倒錯的な世界観を作り上げる。狂想曲のようなポップな作風に性や暴力などの背徳的表現を盛り込むことで、寓話や大衆文化が本来的にもっている暗部を露呈させる。テーマは「幼稚で暴力的」。
[展示詳細]
程亮介×kamerian.展示
"Beyond Symbols and Idols" ー象徴と偶像、そしてその果てー
会期:2025年1月11日(土) - 1月24日(金) ※終了日は変更になる場合があります。
時間:10:30 ~ 21:00
場所:銀座 蔦屋書店 アートスクエア
主催:銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp
フロア: 6F
イベント名: 程亮介×kamerian.展示
"Beyond Symbols and Idols" ー象徴と偶像、そしてその果てー
開催期間: 2025.01.11- 2025.01.24
2024.12.23 UP