
大谷尚哉展「近かったはずの距離」
銀座 蔦屋書店
Art
銀座 蔦屋書店は、2025年7月12日(土) ~ 8月1日(金)の期間、銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前にて、作家 大谷尚哉の展示を開催いたします。
大谷尚哉は、平面作品を中心とした作品を制作・発表している作家です。大谷尚哉の絵画におけるモチーフは写実的な表現で描かれ、確かな存在感を発揮する一方、モチーフそのものの物質感や設定された状況はどこか非現実的でもあり、鑑賞者に謎めいた印象を与えます。
本展では、新作を含む10点以上の絵画作品をご覧いただけます。
綿密に計画された絵画空間から生まれる、写実表現の新たな魅力をお楽しみください。
【アーティストステートメント】
写実的絵画表現を用いて伝わらないリアルについて考えて制作しています。
写真を用いたり想像したりはせずに必ず実物を観察しながら描いていますが、モチーフや状況等は普段日常で見ることのないものを選択します。
現実を描いたものでありながら単なる描写されたものとして鑑賞できなくし、作者と鑑賞者の間にフィルターを与えようとする試みとなっています。
「色を通した水の気配がある静物」/ 木製パネル、麻布、白亜地、油彩 / H530×W410mm / 2025
【アーティストプロフィール】
大谷 尚哉 / Naoya Otani
2014年
東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
■個展
2015年
「グロッソスティグマ」(Gallery NOAH)
2017年
「大谷尚哉展」(GALLERY ART POINT.bis)
2018年
「大谷尚哉絵画展」(はくえん堂)
「大谷尚哉展 RECTANGULAR BOX」(GALLERY ART POINT.bis)
2019年
「Elatine Hydropiper」(GALLERY ART POINT.bis)
2020年
「平滑な空間」(花あさぎ)
2021年
「大谷尚哉展 COLOR MIXING」(GALLERY ART POINT.bis)
「大谷尚哉絵画展II」(はくえん堂)
2024年
「大谷尚哉展 出力された視界」(銀座 蔦屋書店インフォメーションカウンター前)
「喫茶芸術領域構築展 -大谷尚哉-」(ステンドコーヒー)
2025年
「見えていた何か」(MEDEL GALLERY SHU)
■その他の活動
2019年出版「1日で描くリアル油絵の基本」(出版社:ホビージャパン 大谷尚哉著、角丸つぶら編集) *2022年重版
[展示詳細]
大谷尚哉展「近かったはずの距離」
会期:2025年7月12日(土) - 8月1日(金) ※終了日は変更になる場合があります。
時間:10:30 ~ 21:00 ※最終日は17:00まで
場所:銀座 蔦屋書店 インフォメーションカウンター前
主催:銀座 蔦屋書店
お問い合わせ:03-3575-7755(営業時間内) / info.ginza@ccc.co.jp