スイスの最高級時計ブランド〈フランクミュラー〉。この世界で唯一のパティスリーがGINZA SIXにあることは、意外に知られていないのかもしれない。〈フランク ミュラー〉の世界観を表現し、“スイーツを楽しむ時間をより優雅にするお菓子”がテーマ。見た目も味わいも最高峰を目指して作られるという、ショコラやマロングラッセ、焼き菓子などが揃う。

その中でも「フルーツパウンドケーキ」は、パティスリーの実力が凝縮された代表作の一つ。切り分けた場所により様々な味と食感が楽しめるよう、オレンジやイチジク、クランベリー、アプリコット、キウイ、チェリーなど10種類ものフルーツをたっぷりと使用。宝石箱を開けた瞬間をイメージした、フルーツがキラキラと輝くデコレーションも華やかだ。

保存料を使用せず、手間をかけて仕上げた味わいは、実に芳醇で濃厚。フルーツの酸味とみっしりと重厚なパウンドケーキの“妙”にうっとりとしながら、ついもう一口、さらに一口と進んでしまう。ワインやウイスキーなどにも合わせたいリッチな味わいだ。

日本でデザインし、スイスの承認を得て製作されたパッケージデザインも隅々までブランドの美意識が行き届く。パウンドケーキはブランドのロゴが刻印された木箱入りで、時計の文字盤を配したオリジナルバッグも付く。どこへでも、どんな相手にも自信を持ってお持ちできる、豊かな「時」を贈る一品だ。

＊¥3,240以上のお買い求めでオリジナルエコバッグを1点プレゼント。

4フロアに渡る大型ブティック〈ハウス オブ ディオール ギンザ〉の一画で、密やかにゲストを待つ〈CAFÉ DIOR by LADURÉE〉。1862年にパリで創業した老舗パティスリー〈ラデュレ〉とのコラボレーションで、2つのメゾンの世界観を絶妙にミックスした店内は、ときめくほどにロマンチックでラグジュアリー。〈ディオール〉を象徴する格子柄「カナージュ」を、〈ラデュレ〉のパステルカラーで仕上げたオリジナルのティーセットでお茶を楽しむことができる。

そんな夢のようなカフェを象徴するスイーツが「マカロンボックス」。マカロンの表面にはブランドロゴなどがプリントされ、6種類のフレーバーは全てGINZA SIX限定のもの。ローズが香る「グレープフルーツ・ローズ」（ピンク）をはじめ、トンカ豆とカカオを合わせた「トンカ」（ブラウン）や、ピンクペッパーがピリッとアクセントになる「ペ・ローズ」（グレー）など個性的なフレーバーもあり、お茶はもちろんシャンパーニュに合わせても素敵。

カナージュ柄が描かれたパステルトーンのオリジナルボックスもエレガントで美しい。ハイブランドならではの洗練されたときめきは、スペシャルなギフトになる。

＊写真の12個入り（グリーンのボックス入り）のほか、6個入り¥4,000（ピンクのボックス入り）もあり。

銀座で長年に渡り愛され、2015年に惜しまれつつ歴史の幕を閉じたフレンチの重鎮〈銀座 マキシム・ド・パリ〉。店のアイコン的スイーツだった「苺のミルフィーユ」が、13FのTHE GRAND GINZAの多目的ラウンジ〈THE GRAND LOUNGE〉で購入できることをご存知だろうか？　これもGINZA SIXならではのスペシャルなギフトの一つ。

後世にこの味を伝えるため、〈銀座マキシム・ド・パリ〉の元総支配人と初代パティシエが監修し、オリジナルのレシピを元に伝統の味を復刻。フランスのリキュール、コアントローとバニラビーンズが織りなす濃厚なカスタードクリームと、サクサクと限りなく薄く焼き上げたパイ生地の食感に魅了される。このパイの軽やかさは、初代パティシエの頃より長く使い続けてきたフランス産パイ生地でないと出せないのだとか。カスタードの層とトップには合わせて20個ものイチゴが使用され、できる限り国産の、糖度の高い上質なイチゴが選ばれている。脂肪分の高いリッチなフレッシュクリームの側面には、しっかりと火を入れたローストアーモンドを纏わせて。このアーモンドの歯ごたえとビターな風味が香ばしいアクセントとなる。

ミルフィーユは1日20台限定。パイのサクサク感を楽しんでいただくため、パティシエはできる限り購入者が来店するタイミングに合わせて作り上げるそう。そんな作り手の思いを受け取るためにも、事前の予約がおすすめ。丸ごとのイチゴが整列したクラシックで堂々たる姿は、お祝いや記念日などにも必ずや喜ばれるはず！

＊写真のフルサイズのほか、ハーフサイズ(8cm×11cm×12cm)¥3,500もあり。

2023年6月にオープンした〈OSMIC FIRST〉。関東エリアで初となる物販専門店であり、看板商品の「OSMICトマト」が種類豊富に揃う。

「OSMICトマト」とは、土から作り上げて育てるスペシャルなミニトマトのこと。米ぬかや蟹殻、牡蠣殻など自然由来の有機物を約半年間熟成させた栄養豊富な土で栽培し、きめ細かな管理による最適な栽培環境のもと、しっかりと完熟させて収穫するトマトは驚くほどの高糖度。中でも厳選ランクの「OSMIC FIRSTトマト」は、糖度が11度、12度、13度の３段階あり、写真は糖度12度の「OSMIC FIRST QUEEN」。ボックスを開けると真紅に輝くトマトが並び、その神々しさはまさにクイーンの風格。

写真の糖度12度は微かに爽やかな酸味の気配を残しながら、やがて目を見張るほどの甘さが広がっていく。もはや、これは甘美なフルーツの域！ ちなみに最高糖度＝13度の「GRAND QEEN」（［約250g］¥10,800)は、収穫量が少ないことから、なんと1年以上待ちの人気。

「OSMICトマト」シリーズは、高糖度というだけでなく、トマト特有のえぐみや臭みを感じさせないことも魅力。だからすっきりと透明感のある甘みが際立つのだ。まるで最高峰のさくらんぼを味わうような高揚感。調理せずとも、冷やしてそのまま頬張るだけで、立派なオードブルになってしまう。“非日常の驚きと喜び”を贈る一品だ。